Unity を利用したSTYLYシーンの作成について
STYLY Plugin for Unity を利用することで、Unityを使って作成したアセットをSTYLYシーンに追加することができます。
STYLY Plugin for Unityのインストール方法
こちらからプラグインのunitypackageを取得することができます。
インストール方法については、以下の記事を御覧ください。
UnityからSTYLYにプレハブをアップロードする方法
対応するUnityバージョンについて
Unity 2019.4.x 、Unity 2019.3.x に対応しており、推奨バージョンは Unity 2019.4.29f1 です。 (2021/12/2 時点)
STYLY Plugin for Unityの機能について
- アップロード機能
- Unity内のPrefab (.prefab拡張子)またはシーン (.unity拡張子)をSTYLYにアップロードすることができます。アップロードしたアセットはアセットセレクター画面からSTYLYシーンに配置することができます。
- Prefabのアップロード
- Unityシーンのアップロード
- ローカルプレビュー機能
- ローカルプレビュー機能を利用すると、STYLY Studioにアップロードすることなく、直接実機のSTYLYアプリで動作を確認することができます。これによって、調整の時間を短縮することができます。
- STYLYローカルプレビューツール 「UnityシーンをSTYLY StudioにアップロードせずにSTYLY VR アプリで動作確認する方法」
- PlayMaker用連携機能
- PlayMakerアセット(有償)を利用することで、STYLYシーン内で様々なインタラクティブな挙動を記述することができます。面白い仕掛けやゲーム等も作ることができます。
- 詳細はこちらのページをご覧ください。
- Interaction SDK機能
- Interaction SDKのコンポーネントを利用することで、PlayMakerを利用しない場合でも、様々なインタラクションを実装し、STYLYシーン内で動かすことができます。
- インタラクションSDK マニュアル
STYLYで利用できるUnity機能について
- Timeline機能
- こちらの記事をご覧ください。
【Unity】Timelineでのアニメーションの作り方
- こちらの記事をご覧ください。
STYLYで利用できるアセット
- Postprocessing Stack(V1)
- Postprocessing Stack V2
- Steam版STYLYアプリ (PC向けVR)では利用可能です。
- スタンドアロンVR版STYLYアプリおよびスマホ用STYLYアプリでは利用できません。
- Dynamic Bone
- 現在利用可能ですが、サードパーティのUnityアセットは将来的にSTYLYのシステム更新によって互換性がなくなる可能性があることから、利用は推奨しておりません。
STYLYで利用できない機能について
UnityからSTYLYにアップロードしてもSTYLYで正常に利用できない機能がありますのでご注意ください。以下に代表的なものを挙げます。 残念ながら、STYLYはUnityと完全な互換性があるわけではないため、Unityで動作するすべての機能がSTYLYで動作するわけではありません。
- 独自のC#スクリプト
- 一部のアセットを除き、Unity標準以外のC#スクリプトを利用することはできません。ロジックを利用する場合は、PlayMaker または Interaction SDKの機能をご利用ください。
- STYLY Plugin For Unityに含まれるPlayMaker Actionについては例外となります。
- Unityのレイヤー機能
- Defaultレイヤーのみ利用可能です。
- スタンドアロンVRでのPostProcessingV2
- Oculus Mobile/Daydream 版ではPostProcessingV2を利用できません。
- Visual Effect Graph
- 現在利用できません。
- Windows環境以外でのGeometry Shader
- Windows環境以外では利用できません。
- レガシーパイプライン以外のレンダリングパイプライン
- STYLYはUnityのレガシーパイプラインを利用しており、それ以外のパイプライン (URPやHDRP、SRP) には対応していません。
- リニアカラースペース
- STYLYではガンマカラースペースの設定となっています。ガンマカラースペース設定をご利用ください。